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アルファタウリF1技術ディレクター「角田裕毅はタイヤをうまく管理した」ファステストラップ狙いは「ピットウォールの判断」

2023年10月23日(月)12:43 pm

アメリカ大陸3連戦の初戦、F1第19戦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、オースティン)決勝レースが行われ、アルファタウリF1のジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)が次のように振り返った。

●【正式結果表:2023F1第19戦アメリカGP】角田裕毅が8位繰り上がり+ファステストラップ獲得!

■ジョディ・エジントン(アルファタウリF1、テクニカル・ディレクター)

スターティンググリッド:11番手、15番手
決勝レース:8位(ファステストラップ)、17位

※以下のコメントは暫定結果の10位時点のもの。

「今日は忙しいレースだったが、ポイントを獲得するという目的は達成できたし、やり残したものはあまりなかったので満足している」

「ユウキ(角田裕毅)は最初のスティントで、タイヤをうまく使いながら、ガスリー(アルピーヌ)を逃がさない良い走りをした。ハードコンパウンドでのミドルスティントは少し難しかったが、ここでも彼はタイヤをうまく管理していた」

「そして、2回目のストップでミディアムコンパウンドに戻した後は、レースのこの段階で速かったアストンマーティンに追いつくためにフラットアウト(全開)で走った」

「アルボン(ウィリアムズ)との差が開いた後は、ピットウォールの判断でファステストラップを狙って追加ポイントを獲得することにした。これは今日の素晴らしいボーナスだった」

「ダニエル(リカルド)のレースは後半からさらに難しくなったが、彼は最初のスティントを非常にうまくこなし、戦略の選択肢を広げてくれた」

「しかし、最初のストップ直後にブレーキダクトのパーツにダメージを負い、空力負荷と空力バランスが大きく崩れ、本来のペースで走ることができず、後続集団に後退してしまったんだ。その後は、レース後半にセーフティカーが導入された場合に備えて、我々はピットストップして問題を解決するという賭けに出た。ピットストップ時に車両のバランスを改善したが、前に出る機会は与えられず、レースは事故もなく終了した」

「全体として、ここオースティンではマシンが非常にうまく機能して、ポイント争いに加わってポイントを獲得できたことはポジティブなことだ。しかし、今後のレースでこれを活かすには、堅実な週末を送り続ける必要があるので、取り組むべきことはまだたくさんあるよ」

「このイベントは3連戦の1戦目となるため、関連する学習を来週末のメキシコGPに確実に反映させるために、非常に集中して詳細な分析が行われることになるよ」。

●【2023年F1ランキング表】角田裕毅&アルファタウリが5ポイント獲得!/第19戦F1アメリカGP終了後

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