F1第16戦シンガポールGP(マリーナベイ)の初日を終えて、リアム・ローソン(アルファタウリ)が次のように振り返った。F1で3戦目のローソンは、F1でシンガポール初走行、ナイトセッション初走行、市街地コース初走行だったが、チームメイトの角田裕毅と遜色ないタイムを残し、着実に進歩を見せている。
●【2023F1第16戦シンガポールGP】全セッションの結果・開催スケジュール
ローソンは、FP1では角田裕毅より0.852秒遅れだったものの、FP2では0.192秒上回った。もちろん走行プログラムが違ったり角田裕毅がタイヤのグリップ不足だったこともあるが、ローソンとしては勇気づけられる初日となっただろう。
■リアム・ローソン(アルファタウリ)
FP1:16番手
FP2:12番手
「最初はトリッキーだったけど、このユニークなトラックでは予想通りだったよ。楽しんでいるし、多くのことを学んでいる。夜のライトの下でのドライブは涼しかったし、ここは暑いからドライバーとしては快適だよ」
「明日のFP3を最大限に生かす必要があるけど、今のところは大丈夫だ。僕たちは徐々に調子を上げてきたし、うまくいっているから、明日は間違いなくもっと良くなるはずだよ」
「このようなサーキットでは、アップデートの違いに気づくのは難しい。伝統的なサーキットほど大きな進歩はないだろうけど、マシンは確実に良くなっているよ。もちろん、これだけ新しいものであれば、それを最大限に生かす方法を見つけ出す必要があるから、今晩データを分析して明日の予選に備えるよ」
「ソフトとミディアムコンパウンドのグリップの向上はそれほど大きくないと感じるけど、予選と決勝に向けて検討していくよ」。