2023年F1第9戦カナダGP(サーキット・ジル・ビルヌーブ)の予選Q2は、気温17度、路面19度、天候は曇り、路面はセミウェットで始まり、全車インターミディエイトタイヤ(緑)でコースインしていった。
●【2023F1第9戦カナダGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■雨に翻弄
15分間のQ2はドライ路面も見えている難しいコンディションで始まったが、インターミディエイトタイヤではタイムが伸び悩む路面状況だ。
アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)がソフトタイヤに履き替えると、トップタイムを記録。ライバル勢も続々とソフトタイヤに替えていった。
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はインターミディエイトタイヤで1秒遅れの2番手タイムを残した。
しかし、直後に雨が降り始めた。
ソフトタイヤのランド・ノリス(マクラーレン)がなんとか3番手タイムを残すと、セルジオ・ペレス(レッドブル)が11番手のノックアウトゾーンに落ちた。
ソフトタイヤで走行中のペレスだが、タイムを残さずピットイン。インターミディエイトタイヤに履き替えてタイミングを狙う。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はソフトタイヤで2番手タイムを出した。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)もソフトタイヤでコースイン。タイヤ選択のタイミングは非常に難しくタイムは伸びなかった。
結局、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とセルジオ・ペレス(レッドブル)がタイミングを逸してしまいQ2敗退を喫した。
■【F1カナダGP】Q2敗退
11 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
12 セルジオ・ペレス(レッドブル)
13 ランス・ストロール(アストンマーティン)
14 ケビン・マグヌッセン(ハース)
15 バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)