ホンダエンジンを搭載するレッドブルF1マシンで3年連続でのドライバーズタイトル獲得を目指しているマックス・フェルスタッペンが、レッドブルが2026年以降ホンダのワークスサポートを失うことは「残念」だと語った。
■ホンダと別れるのは「ちょっと残念だ」とフェルスタッペン
2026年には新たなF1エンジンレギュレーションが導入されることになっているが、それに合わせてアストンマーティンとホンダが手を組むことが今週正式に発表された。
今週末にF1モナコGPが開催されるモンテカルロにおいてそのことについて質問された25歳のフェルスタッペンは、「それはちょっと残念だよ」と語り、次のように続けた。
「彼らが撤退することになると言ったとき、レッドブルは自分たちでそれに取り組むことにした」
「その全てのプロセスがすでに進行していたとき、ホンダがとにかく続けたいと言ったんだ」
「とは言うものの、僕たちはもはや一緒に仕事ができる状況ではなかったんだ。それは残念なことだけど、その一方で僕は2026年に何が起こるのかを楽しみにしているよ」
「アストンマーティンにとってはすごく良いことだと思う。ホンダは良いエンジンを作っているし、今ではそのことは誰もが知っているよ」
■フォードとのコラボは「ワクワクする」とペレス
ホンダが2021年限りでF1活動から撤退すると発表したことを受け、レッドブルは自分たちのエンジン製造部門であるレッドブル・パワートレインズを立ち上げており、すでにそれに大規模な投資を行ってきている。
2025年まではホンダエンジンを継続使用することになっているものの、レッドブルでは2026年からはフォードと手を組み、主にハイブリッド部分に関するサポートを受けることになっている。
フェルスタッペンのチームメートであるメキシコ出身のセルジオ・ペレスは、フォードとのコラボレーションに期待していると次のように語っている。
「もちろん僕たちはフォードを迎えることにワクワクしているよ。だけど、どうなるかはわからない。僕は一度も彼らと仕事をしたことがないから、それは新たなチャレンジになるだろうね」。