フェラーリのシャルル・ルクレールが、現在ささやかれている噂によって動揺するようなことはないと主張した。
■ハミルトンとのトレードが噂されているルクレール
最近、フェラーリ会長のジョン・エルカーンが、7回F1チャンピオンとなった実績を持つルイス・ハミルトンと接触し、巨額の報酬を提示してフェラーリに移籍するようオファーしたようだとの噂がささやかれている。
その一方で、現在のフェラーリに不満を抱えているシャルル・ルクレールは、メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフと交渉しているとの噂もあり、フェラーリとメルセデスがハミルトンとルクレールを交換する可能性もあると言われている。
しかし、ルクレール本人は、最近の噂に関して『Monaco-Matin(モナコ-マタン)』から質問を受けると、次のように語った。
■こういう噂には「慣れていない」とルクレール
「最近の憶測についてコメントするつもりはないよ。だけど、僕のキャリアにおいてこういうことには馴染みがないのは事実だよ」
「僕は噂などないままアルファロメオ(ザウバー)でF1に来た。そしてその後、誰もが驚いたフェラーリ昇格が発表された」
「それ以来、僕はチームと長期契約を結んでいるから、疑いを持たれることもなかったんだ」
そう語ったルクレールは、次のように付け加え、自分はフェラーリを出て行くつもりはないと示唆している。
「僕はフェラーリを愛しているし、このチームでレースすることをずっと夢見てきたんだ。だから、こうした噂が僕を動揺させることはないよ」