フェラーリのシャルル・ルクレールが、今週末に行われるF1モナコGP(28日決勝)で勝利を手にする自信はないと認めた。
23日(火)にF1ドライバーたちによるチャリティーサッカーチームでプレーするために母国モナコの『スタッド・ルイ・ドゥ(ルイ2世スタジアム)』に姿を見せたルクレールは、モンテカルロ市街地サーキットで行われる今週末のレースに向けてフランスの『RMC Sport(RMCスポール)』に次のように語った。
■モナコでもレッドブルが強いはず
「過去2年はポールポジションをとった。だけど、残念ながら日曜日はそれができなかった」
「そして、僕たちはもう昨年と同じ状況にはないんだ。マシンの競争力はかなり落ちているよ」
「どうなるか様子を見ていくし、いつも通り全力を尽くすつもりだよ」
「だけど、すごく正直に言って、レッドブルはどんなサーキットでも強いと思っている」
■予選でレッドブルの前に出ればまだチャンスも
そう語った25歳のルクレールは、今週末のモナコでは土曜日に行われる予選がカギになるだろうと次のように続けている。
「今週末は体調を整えて土曜日に違いを生むことができればと思っているよ。なぜなら、日曜日にはレッドブルが前に出るのは疑う余地もないからね」
「もちろん、このレースではオーバーテイクは簡単ではない。だから、土曜日にうまくやれれば、日曜日にすべてを賭けることができるよ」
■サインツは脚を痛めた?
一方、ルクレールのチームメートであるカルロス・サインツに関しては、23日(火)に『スタッド・ルイ・ドゥ』でハムストリング(太ももの裏側の筋肉)に包帯を巻いているところが目撃されたという心配な情報もある。しかし、情報筋によるとサインツは大きなケガをしたわけではないという。