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ウィリアムズF1がサージェントに代えてシューマッハを起用する可能性も?

2023年05月15日(月)19:20 pm

ウィリアムズがローガン・サージェントに代えてミック・シューマッハを起用する可能性もあると報じられている。

最近、今季からアルファタウリで角田裕毅のチームメートを務めているニック・デ・フリースに関して、パフォーマンス不足により今シーズン中にもシートを失う可能性があると報じられるようになっている。

■シューマッハにアルファタウリ加入の可能性?

こうした中、レッドブルとアルファタウリのドライバープログラム責任者として知られるヘルムート・マルコも、オランダ出身の28歳のデ・フリースには改善の必要があることを認めており、現時点では“イエローカード”が振られたような状況だとしている。

マルコは、「次の3レースでは何も起こらないよ」と語っているが、逆に考えれば、今後の3レースでデ・フリースに改善の兆しが見られなければ、その時点でシートを失う可能性もあるということだろう。

マルコは、仮にそういう“最悪の事態”となったときには、現在日本のスーパーフォーミュラに参戦しているリアム・ローソン、もしくは現在F2選手権で戦っている日本人ドライバーの岩佐歩夢が後任候補となるだろうと示唆している。

こうした中、7度F1王者となったミハエル・シューマッハの息子であり、昨シーズン限りでハースのシートを失った24歳のシューマッハにもアルファタウリのシートを獲得するチャンスがあるのではないかと考えている者もいるようだ。

■シューマッハは候補リストにないとヘルムート・マルコ

だが、マルコは、今季はメルセデスのリザーブドライバーを務めているシューマッハは候補には入っていないと断言している。

「彼はメルセデスのドライバーだし、我々の計画には入っていないよ」

そう語ったマルコは、メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフに言及しながら、次のように付け加えた。

「彼に責任があるのはトト・ヴォルフだよ」

■ウィリアムズがシューマッハのチャンスに?

だが、そのシューマッハに関して、早ければ今シーズン後半にもウィリアムズのシートを獲得する可能性があるとしているメディアもある。

ウィリアムズは今季、昨年までメルセデスの戦略責任者を務めていたジェームズ・ヴォウルスを新チーム代表に迎え、かつてレッドブルに所属していたアレクサンダー・アルボンとアメリカ人ルーキーであるローガン・サージェントのコンビで戦っている。

しかし、ドイツの『Sport1(シュポルト1)』は、現時点でまだ1ポイントも獲得することができていないサージェントの後任としてシューマッハが起用される可能性があると示唆し、次のように報じている。

「メルセデスエンジンのユーザー(ウィリアムズ)は、新人のローガン・サージェントのパフォーマンスに満足していないようだ」

■今週末からの3連戦が正念場に?

2023年F1シーズンにおいて、現時点でまだ1ポイントも獲得することができていないのはサージェントとデ・フリースの2人だけになっており、開幕戦で12位となったサージェントがランキング19番手、これまでの最高順位が14位のデ・フリースがランキング最下位の20番手に位置している。

この2人にとっては、苦境から抜け出してシートを守るためにも、なんとしても今週末からの3連戦(エミリア・ロマーニャGP、モナコGP、スペインGP)でポイントを獲得したいところだ。

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