F1マイアミGPでポールポジションを獲得したセルジオ・ペレス(レッドブル)がチャンピオンシップの僅かなリードを追いかける中、9番グリッドからスタートするマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は「最低でも2位」を目指しているようだ。
フェルスタッペンは最初のQ3アタックでミスを犯し、フェラーリのシャルル・ルクレールのクラッシュにより2回目のQ3アタックはできなかった。
■予選でルクレールの後ろは走れないと皮肉
レッドブルのヘルムート・マルコは、「最近はルクレールの後ろで最終ラップを走ることはできない」と、ミスの多いルクレールに皮肉を言った。
「ペレスがポールを獲得したのは素晴らしいことだが、マックスには残念なことだ。彼は常にコンマ3~4秒前にいたのだからね」。
■ペレスも速さを認める「フェルスタッペンの真似はできなかった」
ポールポジションのメキシコ人ペレスも、マイアミではフェルスタッペンの後塵を拝してきたことを認めている。
「マックスのデータを見たけど、彼がやったことを真似することはできなかったよ」
「予選を前にして、これまで(2023年)で最悪の週末だった。バランスもラインもつかめなかった。フィーリングも自信も足りなかった。フェラーリでさえも速かったんだ」
■フェルスタッペンもホーナー代表も挽回の“自信あり”
しかし、フェルスタッペンにとってすべてが失われたわけではなく、彼は自分とペレスの間にいる7台のクルマはクリアできるはずだと確認した。
「もちろん、そうだよ。僕らの間には極めて多くのクルマがあるけれどね」。
チームのボスであるクリスチャン・ホーナーもこう付け加えた。
「何でも可能だ。マックスは以前、それをやってのけたんだからね」。