F1第5戦マイアミGP(マイアミ・インターナショナル・オートドローム)が開幕、金曜日の最初のセッションとなるフリー走行1回目で、早くもクラッシュ第1号が出た。
●【2023F1第5戦マイアミGP】フリー走行1回目の結果、タイム差、周回数
■ヒュルケンベルグ、バランスを崩す
残り27分を切ったセッション中盤、このサーキットは初挑戦で、それまで2番手の好タイムを記録していたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が、全開でアクセルを踏んでいく長い右のターン3でバランスを崩すと、クルッと反対向きになったままクルマの右サイドを壁にヒットして右フロントのアームが折れてしまった。
ヒュルケンベルグは「(コントロールを)失った」と伝えたが、修理費のことが頭をよぎっただろうギュンター・シュタイナー代表は険しい表情だ。
セッション中断は約9分続き、残り18分でセッション再開となった。
■ヒュルケンベルグのクラッシュシーン
■ヒュルケンベルグは特別ヘルメット、ハースF1は特別レーシングスーツで臨んでいる