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レッドブルF1、マイアミGP特別カラー公開!過去19年で7回目の特別カラーはアルゼンチン学生作!ゲーム『F1 23』でも選べる

2023年05月06日(土)2:29 am

オラクル・レッドブル・レーシングは、ファンがデザインした特別なカラーリングで今週末のF1マイアミGPに臨む。

●【2023F1第5戦マイアミGP】タイムスケジュールと結果

レッドブルの今季型マシン『RB19』は、Make Your Markキャンペーンの一環として、チームからデザインのためのツールが配布され、ちょっと変わった姿で登場することになった。このファン参加型企画は、レッドブル・レーシングの無料のロイヤリティ・プログラム「ザ・パドック」の会員が、今シーズンのアメリカでの3レースすべてにおいて、RB19の外観をデザインする機会を提供する企画だ。

■過去19年で7回目の特別カラーに選ばれたのはアルゼンチンの学生

レッドブル・レーシングは過去19シーズンで6回しかワンオフ(1戦限定)の特別カラーを採用していないが、そのペイントをファンに託すというチーム初の試みに数千の応募作品が集まり、アルゼンチンのグラフィックデザイン専攻の学生マルティナ・アンドリアーノさんの作品が選ばれた。マルティナさんはマイアミに飛び、デザインされた実物のマシンを見て、チームと一緒に週末を過ごすことになる。

作品の審査委員会には、チーム代表兼CEOのクリスチャン・ホーナーを筆頭に、チームのタイトルパートナーであるオラクル(Oracle)社、プリンシパル・チーム・パートナーのバイビット(Bybit)社、テクノロジー・パートナーのモービル・ワン(Mobil 1)社の代表者が参加し、F1マイアミGPでレッドブルの2台のマシンは、マルティナさんが考案したピンク、ブルー、パープルの印象的なデザインで飾られる。

■「ザ・パドック」の公開パーティーでカラーリングを初披露

水曜日の夜、チームはマイアミのアート地区であるウィンウッド(Wynwood)にあるアートギャラリーで、「ザ・パドック」のメンバーを招いて公開パーティーを開催し、デビッド・クルサードとチーム・アンバサダーのチェルシー・グライムスによってカラーリングは初披露された。

■ゲーム『F1 23』でも選べる

また、Make Your Mark Miamiのカラーリングは、今年発売される『F1 23』のゲーム内でスキンとして利用できるようになる。

■クリスチャン・ホーナー

クリスチャン・ホーナー(チーム代表兼CEO)は、次のように述べた。

「アメリカの3つのレースで、ファンの皆さんに我々のデザインに影響を与える機会を提供することは、他のチームにはないことだ。私たちの活動にファンを巻き込み、このようなユニークな機会を与えることができるのは、チームにとって重要なことだ」

「マルティナは素晴らしい仕事をしたと思うし、カラーリングも実際に見てみると素晴らしい。このデザインは、私たちのエスプリを保ちつつ、マイアミにRB19を紹介するものだ。サーキットでそのマシンを見たとき、我々は間違いなく目立つことだろうね。オースティン、そしてもちろんラスベガスでは、どんなカラーリングが登場するのか楽しみだよ」

■優勝者マルティナ・アンドリアーノ

Make Your Mark Miamiのデザイナーであり優勝者であるマルティナ・アンドリアーノさんは、次のように述べた。

「受賞を知った瞬間は、驚きで言葉も出ませんでした。信じられませんでした。まるでクレイジーな夢のように感じます」

「デザインを始めたとき、最初に考えたのは、空気がクルマの中や上をどう流れるか、そしてクルマの動きや速さ、そこからインスピレーションを得たことです。そして、もちろんマイアミの街とマイアミのレースを表現したかったので、そのすべてがインスピレーションとなりました」

「グラフィックデザインの勉強を始めたときから、車のカラーリングやスーツ、ヘルメットなど、車のために何かをデザインしたいと思っていました。それ以前から、いつかF1で働きたいと思っていたので、オラクル・レッドブル・レーシングからこのような機会を得られたことは、とても大きなことだと思います。私にとって初めてのレースで、車には私のデザインが施され、私はガレージに入ることになります。素晴らしい1週間になることでしょう」。

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