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【レッドブルF1】ライバルたちに可能なのは「1勝か2勝」だとマルコ シーズン中の“ルール変更”を歓迎「フェルスタッペンも考えが変わるよ」

2023年04月27日(木)19:59 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコは、2023年にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の3年連続でのドライバーズタイトル獲得を阻むことができるライバルはいないと考えている。

■スプリントフォーマット修正には前向きなマルコ

今季のF1第4戦アゼルバイジャンGPが行われる今週末のバクーでは、今シーズン最初のスプリントが行われることになる。しかし、これまでとは違い、スプリントと決勝で別々の予選を行うという修正フォーマットが導入されることになっている。

現在ドライバーズランキングのトップに立っているフェルスタッペンは、「ショー的要素」を強化しようとする最近のF1の取り組みには否定的なコメントを行っている。

だが、27日(木)に80歳となるマルコは、微笑みを浮かべながら「もし彼が勝てば、すぐに考えが変わるだろう」と母国オーストリアの『Osterreich(エステルライヒ)』紙に語り、次のように続けた。

「私は違う見方をしているんだ」

「主催者にとっては金曜と土曜の両方がいいし、お金を払う観客にとってもいいショーになる。そして誰もがもっと戦うことができるんだ」

●F1アゼルバイジャンGP開催スケジュール

■今年のレッドブルに敵はいない

フェルスタッペンはともかく、通常、ランキングトップに立っているドライバーはシーズン中にルール変更が行われることを好ましく思わないものだ。それは、シーズンの途中でルールが変更されることによってライバルに有利になる可能性があるからだ。

しかし、マルコは、今回のスプリント方式見直しがライバルたちの助けになるとは考えていないようだ。

「ライバルたちも1勝か2勝はできるだろう。しかし、それではF1タイトルを争うには十分ではないよ」

そう語ったマルコは、80歳の誕生日をどう祝うかという質問を受けると、「バクーに向かう飛行機の中で迎えることになるよ」と微笑みを浮かべながら答え、次のように付け加えた。

「それで大騒ぎをしたいとは思わないよ。バクーでの勝利が最高のプレゼントになるだろうね」。

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