1ヶ月ぶりにF1が再開し、F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)が開幕、金曜日の最初のセッションとなるフリー走行1回目が行われた。
●【2023F1第4戦アゼルバイジャンGP】フリー走行1回目の結果、タイムスケジュール
トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。
4番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)は左フロントタイヤを壁にヒットさせてしまった。5番手はランド・ノリス(マクラーレン)だった。
レッドブルと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリは、第3戦で待望の1ポイントを獲得した角田裕毅が14番手、新人ニック・デ・フリース(アルファタウリ)は6番手につけた。
角田裕毅は、序盤にマシンを滑らせ、右リアタイヤを壁にヒット、パンクさせてしまった。
ピエール・ガスリー(アルピーヌ)はマシンから煙が噴き出しマシンを止め、ケビン・マグヌッセン(ハース)もターン1でマシンが止まってしまった。赤旗が出てしまい、全員が貴重なフリー走行の時間を失ってしまった。
■レースフォーマットの変更
このアゼルバイジャンGPでは今季初のスプリントが行われるが、2日前にレースフォーマットの変更が決定した。
意味が無いと不評だった土曜日のフリー走行2回目の代わりに、スプリントのための予選『スプリントシュートアウト』が土曜日午前に行われる。
主な変更は以下となる。
▼金曜日午前中
【フリー走行1回目】
▼金曜日午後
【予選】(決勝レースのグリッドを決定する従来の予選のまま)
■土曜日午前中(新)
【スプリントシュートアウト(SQ)】
SQ1:12分 20台(新品ミディアムタイヤ)
SQ2:10分 15台(新品ミディアムタイヤ)
SQ3:8分 10台(新品ソフトタイヤ)
■土曜日午後
【スプリント(総距離100km、約30分のレース)】
午前中のスプリントシュートアウトの順位でスタート。
●日曜日午後
【決勝レース(総距離300km、約1時間30分のレース)】
金曜日午後の予選結果を基にスターティンググリッドが決定。