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フェラーリのカルロス・サインツがアウディF1チームとの噂を強く否定「裏付けのないでっちあげだ」噂が出た理由は偉大な父親とアウディの関係

2023年04月21日(金)19:41 pm

カルロス・サインツ(フェラーリ)が、自分が2026年からF1参戦するアウディのドライバー候補ナンバー1だという報道を強く否定した。

■サインツがアウディのナンバー1候補だとスイス紙が報道

今週、スイスの『Blick(ブリック)』紙が、2026年からスイスに本拠を構えるザウバー(現アルファロメオ)と組んでF1に参入することが決まっているアウディに言及しながら、次のように報じた。

「最初の重大な噂がスペインから出てきた」

「フェラーリドライバーのカルロス・サインツがザウバーCEOであるアンドレアス・ザイドルのリストのトップに位置していると考えられている」

実際のところ、WRC(世界ラリー選手権)で2度チャンピオンとなり、ダカール・ラリーでも総合優勝3回の実績を持つサインツと同じ名前の伝説的ラリードライバーである父親は、2022年にはアウディのワークスチームでダカール・ラリーを戦っている。

こうしたことから、アウディと現在28歳のサインツの間にもパイプがあるはずだと考えるのは当然といえば当然のことかもしれない。

だが、2021年からフェラーリドライバーとして戦っているサインツは、この噂を否定している。

■この噂は裏付けのないでっちあげだとサインツ

スペインのビール・ブランドである『Estrella Galicia(エストレヤ・ガリシア)』をスポンサーに持つサインツは、そのスポンサーイベントにおいてこの噂を強く否定している。

「僕はフェラーリに何年もとどまるつもりだよ」

「僕はまだ2025年の契約を結んでいないのに、2026年にどうなるのかという話が出ていることは理解できないよ」

そう語った28歳のスペイン人ドライバーは、次のように付け加えた。

「こういう、でっちあげられた、裏付けのない噂が出るのは腹立たしいよ」。

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