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【F1】早ければ次戦アゼルバイジャンGPから決勝とスプリントそれぞれの予選を実施か

2023年04月05日(水)17:15 pm

伝えられるところによれば、F1チームはF1最高責任者(CEO)のステファノ・ドメニカリが提案していた予選方式の見直し案を受け入れることで大筋合意したようだ。

●【2023F1第4戦アゼルバイジャンGP】タイムスケジュール・結果

■目的はショーをさらによくするため

今季のF1第3戦オーストラリアGPが開催された先週末のメルボルンにおいて、かつてフェラーリのチーム代表を務めたことでも知られるドメニカリCEOが、フリー走行を減らし、その代わりに2つめの予選を導入したいと望んでいることが明らかになった。

これについて、イタリア出身のドメニカリはドイツのテレビ局『Sky Deutschland(スカイ・ドイチュランド)』に次のように語った。

「もちろん、ドライバーには練習時間が必要だ。しかし、スタンドの人々はパワーとパフォーマンスを見に来るんだ」

「チームやドライバーに、彼らが自分たちを示すことができる機会をもっと与えることで、ショーはさらにいいものになるよ」

「ドライバーやチームたちと一緒に、そのためのベストプランを考えているところだ」

■F1チームたちはすでに合意との報道

ドメニカリはこの計画を、次のグランプリであるアゼルバイジャンGP(30日決勝)の前に投票し、承認されることを望んでいると伝えられているが、『Sky Deutschland(スカイ・ドイチュランド)』によると、少なくともすでにチームの合意は取り付けられたようだ。

現時点においては、スプリントが開催されるグランプリでは金曜日の午後に予選が行われ、それによって土曜日に行われるスプリントのスタート順が決定される。そして、スプリントの順位によって日曜日に行われる決勝のスタート順が決まることになっている。

だが、そのグランプリの公式ポールポジションは金曜日に行われる予選で最速タイムを刻んだ者ということになっており、多少ちぐはぐな面があるのは否めない形となっている。

そして、ドメニカリの提案が正式に承認されれば、土曜日に行われるスプリントレースと日曜日に行われる決勝の予選はそれぞれ別々に行われることになる。

■次戦F1アゼルバイジャンGPで新方式導入か?

これまでの情報によれば、日曜日に行われる決勝の予選は金曜日の午後に行われ、土曜日の午後に行われるスプリントの予選は土曜日の午前中に行われることになるという。そして、スプリントの順位に関係なく、日曜日のレースは金曜日の予選結果に基づいたスタート順ということになる。もちろん、そのグランプリのポールシッターは、金曜日の予選で最速だったドライバーとなるはずだ。

今年は6つのグランプリでスプリントが実施される予定となっており、バクー市街地サーキットで行われるアゼルバイジャンGPが今年最初のスプリント開催レースとなる。もしも、ドメニカリの提案が承認されれば、早速そのレースから新しいレースフォーマットが適用される可能性もありそうだ。

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