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アルファタウリF1“順調にはいかなかった”「角田裕毅は予期せぬスナップでアウト側の縁石にヒットしてフロアにダメージを与えてしまった」

2023年03月31日(金)18:29 pm

F1第3戦オーストラリアGP(メルボルン、アルバートパーク・サーキット)が開幕し、フリー走行が行われた。

●【2023F1第3戦オーストラリアGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数

角田裕毅(アルファタウリ)はフリー走行1回目でスピン、バリアへのクラッシュこそ免れたものの、芝生の上でハイスピードのまま跳ねてしまった影響でフロア(底面)を激しく打ち付けているのが映っていた。

フリー走行2回目は途中からウェット路面となったが、角田裕毅は11番手で終えている。

■ジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア)

「メルボルンでの金曜日は、なかなか順調にはいかなかった。FP1は2台ともミディアムタイヤを履き、ユウキが新しいエアロパーツを試すなど、計画通りにスタートした」

「いつものことだが、セッション中にグリップレベルが大幅に向上し、ラップタイムも1周ごとに向上していった。そこでソフトタイヤを装着し、さらにグリップが向上することを期待したが、両ドライバーともうまくいかず、タイムアップには至らなかった」

「その上、ユウキはターン1の進入で予期せぬスナップをしてしまってクルマを失い、さらにアウト側の縁石にヒットしてフロアにダメージを与えてしまって、修復のための十分な時間がなく、セッションが終了してしまった」

「FP2ではいくつかのセットアップを変更し、ニックは新しいエアロコンポーネントに移行させた。セッション開始30分頃からレーダーで雨予報が確認できたので、その前にハード、ソフトの順で2、3回走れると思っていたんだ」

「しかしながら、セッション開始15分後に小雨が降ってきて、2台ともソフトタイヤでの走行はできなかった。雨脚が強くなってきたので、ドライ走行はここまでとした」

「セッション終了時には、インターミディエイトタイヤの理解を深めるためにユウキが数周走ったが、ニックはクルマに小さなメカニカルトラブルが見つかったため、彼はガレージに留まった」

「明日からのレースに向けて、一晩で考えなければならないことがたくさんある。予定されていた作業をすべてこなすことはできなかったので、明日はギャップを埋めるために忙しいFP3セッションになるだろうね」。

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