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【F1記者会見】角田裕毅、なぜジムが嫌い?「昨年は集中力が続かず痛感」レース後半も楽しみたいから・・・「嫌いなトレーニング」で肉体改造!

2023年03月29日(水)12:23 pm

角田裕毅(アルファタウリ)がF1第3戦オーストラリアGPを前に、レッドブル・ジャパン主催のオンライン記者会見に臨んだ。

時差調整のため少し早めの日曜日にオーストラリアのメルボルンに入ったという角田は、今朝は現地時間午前10時に起床し、11時からオンライン記者会見に出席した。メルボルンと日本は時差2時間で、メルボルンの方が進んでいる。

日曜日に到着したあとは街並みを楽しみ、翌朝は朝食を楽しみながらリラックスして過ごしていたという。いつもセッションが始まるまでは比較的リラックスして過ごし、始まってからスイッチを切り替えていくようだ。

F1人気は世界的に上昇していて、「バーレーンでも空港から抜け出るのが大変だった」という人気ぶりだ。オーストラリアの空港でも「かなり声を掛けられた」という。F1ドライバー1年目こそ声を掛けられることに特別感を感じていたようだが、2年目からはそれほどでもなくなり、今は逆に「顔に出やすいタイプなので嫌そうな顔をしないように気を付けている」と苦笑する。

■レース後半でも集中力を維持するため嫌いなトレーニングに取り組む

「大嫌い」というトレーニングだが、苦手だという「ジムの匂い」も一因のようだ。

しかし、昨年何戦かはレース後半で疲れてしまい「集中力が落ちたのを痛感した」ことから、今年は新しいトレーナーとともにフィジカル面の強化に取り組み、レース後半でも集中力を維持できるように今でも鍛え続けているという。

嫌いなトレーニングではあるが、今ではトレーナーが何も言わなくても自ら率先して取り組むほどルーティーンワークになっているようだ。

その甲斐もあって、肉体がかなり引き締まっているのを実感しているようで、それもモチベーションアップに繋がっているという。画面越しに見ていても上半身は一回り大きく感じるほどだ。

嫌いなトレーニングに取り組んでいるもう一つのモチベーションは、「レース後半でも集中力が続くようにして、レースを楽しみたい」ということだ。

角田裕毅は「最下位に近いマシン」でも開幕から2戦連続で11位でフィニッシュしており、今シーズン初のポイントゲットまであと1歩及ばずというところまで順位を上げ、最終ラップまで奮闘している。マシンの改良と肉体改造の両面をアップグレードし続け、できるだけ早くチーム待望の1ポイントを持ち帰りたいところだ。

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