2023年F1第2戦サウジアラビアGP(ジェッダ・コーニッシュ・サーキット)の決勝レースが行われ、角田裕毅(アルファタウリ)はポイント圏内を走行していたものの残り4周で抜かれてしまい11位でフィニッシュした。一方、ニック・デ・フリース(アルファタウリ)は14位でフィニッシュした。
●【2023F1第2戦サウジアラビアGP】決勝レースのタイム差、周回数
■角田裕毅はマグヌッセンと10位争いを展開
ジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)
「両ドライバーとも、今夜は安定したラップタイムを刻み、堅実なレースを展開した。戦略も良く、セーフティカー先導のダブル・スタック・ピットストップが功を奏し、コースポジションを獲得することができた」
「2人のドライバーがミディアムタイヤをうまく使いこなすことで、第1スティントを延長することができ、先にハードコンパウンドに交換した中団のライバルにタイムを奪われることはなかった」
「この作戦とセーフティーカーによって、ユウキは今夜1ポイント争いに加わることができた。ユウキは8番手争いを繰り広げたがアルピーヌ勢が速く、長い間彼らを引き離すことはできなかった」
「しかし、最終スティントではマグヌッセンと10位争いを展開し、プレッシャーに耐えながら、最終ラップに11位でフィニッシュした」
「戦略上、ニックをポイント圏内に入れることはできなかったが、彼はスタート位置から少しずつ前進し、良いバトルを繰り広げ、今夜は両方のコンパウンドでしっかりとラップタイムを刻んでくれた」
「ポイントを逃したことは悔しいが、ドライバーとチームのパフォーマンスにはポジティブなものだった。これから予定されているエアロ開発で、今後のレースでのパフォーマンスが向上することを信じている」。