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【ハース】フェラーリF1エンジンの信頼性を心配してはないとチーム代表

2023年03月17日(金)17:30 pm

フェラーリからエンジンの供給を受けているハースだが、その信頼性に関して心配してはいないという。

■サウジアラビアGPで10グリッドペナルティーを受けるルクレール

バーレーンで行われた今季の開幕戦ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)がエンジントラブルによりリタイアとなってしまった。そして、ルクレールはその開幕戦ですでに2基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)を投入してしまっていた。

パワーユニットと呼ばれる現在のハイブリッド方式F1エンジンは7種類のコンポーネントによって構成されており、そのうちCEは年間2基までの使用が認められているもので、ルクレールはすでに開幕戦でその限度に到達していたのだ。

そして、第2戦サウジアラビアGPに向けて、ルクレールのマシンには許容数を超える3基目のCEコンポーネントが搭載されることになり、10グリッド降格ペナルティーを受けることになっている。

■フェラーリは「比較的心配している」とサインツ

ルクレールは、16日(木)にサウジアラビアGPの舞台となるジェッダ・コーニシュ・サーキットにおいて、フェラーリではこの問題の原因をすでに突き止めていると語っている。

だが、チームメイトのカルロス・サインツは、フェラーリは今週末のサウジアラビアGPに向けて「比較的心配している」と認め、次のように語った。

「最初の週末でバッテリーやECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット/CEのこと)を壊し、2レース目でペナルティーを受けるというのは、望んでいたようなシーズンのスタートではないよ」

■「心配する必要はないと言われている」とシュタイナー

一方、フェラーリからエンジン供給を受けているアメリカンF1チームのハースだが、チーム代表のギュンター・シュタイナーはフェラーリエンジンの信頼性問題を気にしてはいないという。

「彼らは問題を抱えている。だが、それは我々とは無関係だ」

「私には正確なことはわからない。彼らは私には教えてくれないし、私が彼らに尋ねることもないからね」

「だが、彼らは我々に、心配する必要はないと言ったんだ」

デンマークの『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』にそう語ったシュタイナーは、次のように付け加えた。

「だから、我々は何も変えるつもりはないよ」

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