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ルイス・ハミルトン「チームは僕の助言を聞こうとしなかった」不振のメルセデスF1に苦言

2023年03月09日(木)19:31 pm

2024年以降もメルセデスと契約を結ぶつもりだと示唆しているものの、7度F1チャンピオンとなった実績を持つ38歳のルイス・ハミルトンも現在の状況に不満を抱えているのは明らかだ。

■ノー・サイドポッドが機能しないメルセデス

2022年のメルセデスは、「ノー・サイドポッド」と呼ばれるユニークなコンセプトによるF1マシンを投入したものの、それまで8年連続でキープしていたコンストラクターズチャンピオンの座から滑り落ち、ランキング3位で終えてしまった。

だが、メルセデスは2023年シーズンに向けてそのコンセプトを変えようとはせず、結果として先週末に行われた開幕戦バーレーンGPではレッドブルとフェラーリばかりか、マシンに大きな修正を施してきたアストンマーティンにも先行を許すことになってしまった。

噂によれば、メルセデスはついに「ノー・サイドポッド」コンセプトを諦め、マシンに大幅な修正を施す計画を進めているという。

こうした中、ハミルトンがチームに対する不満をあらわにしている。

■チームにはマシンの問題を伝えていた

ハミルトンによれば、昨年2023年型マシンの開発に関してチームに助言したことが聞き入れられなかったのだという。

「昨年、僕は彼らにクルマの問題を伝えたんだ」

「僕はこれまですごくたくさんのマシンをドライブしてきたし、マシンに何が必要なのかはわかっているよ」

ハミルトンは母国イギリスの『BBC』にそう語ると、次のように付け加えた。

「僕は説明責任を果たすことが本当に大事だと思っている。つまり、『ああ、そうだね、我々は君の言うことに耳を傾けなかったし、マシンは必要なところに達していない。だから我々はそれに取りかからなくてはならない』と言って認めないとね」

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