2022年シーズン限りでハースのシートを失ったミック・シューマッハは、今季はメルセデスのリザーブドライバーを務めることになっている。
■マクラーレンのリザーブも兼務するシューマッハ
そして、そのシューマッハがメルセデスエンジンを搭載するマクラーレンのリザーブドライバーを兼務することがこのほど明らかとなった。
「マクラーレンは、2023年F1シーズンにおいて、メルセデスとの取り決めによりミックをリザーブドライバーとして起用することができる」
ツイッターにそう書き込んだマクラーレンは、次のように付け加えている。
「ファミリーへようこそ、ミック」
■シューマッハにテスト走行予定はない
しかし、最近、メルセデスのファクトリーでシート合わせをしたというニュースが伝えられた23歳のシューマッハだが、実際にそのメルセデス2023年型F1マシンで走行する計画はないようだ。
シューマッハの母国ドイツのモータースポーツ専門誌である『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、シューマッハに「今のところ本当のシルバーアロー(メルセデスのレースカーの愛称)でテスト走行を行わせる計画はない」とメルセデスが認めたという。