現在41歳のフェルナンド・アロンソは、2019年と2020年はF1から離れていたものの、2021年にアルピーヌで復帰。そして、今年はアストンマーティンに移籍して新たなシーズンを迎えることになっている。
2005年と2006年にルノーでF1チャンピオンとなった実績を持つアロンソは、通算3回目のF1ドライバーズタイトル獲得も夢ではないと考えているようだ。
「チャンスがあると思わなければ、僕は続けていなかっただろうね」
『motorsport-total.com』にそう語ったアロンソは、次のように付け加えた。
「それが1パーセントなのか10パーセントなのかはわからない。だけど、チャンスはあるよ」
アロンソは、そのチャンスを高めるには多くの努力が必要だが、そのために「何か特別なことをする準備はできているし、チームにも同じことを期待している」と主張している。
アストンマーティンは、2023年型F1マシンは昨年のものとは「90パーセント」異なるものだとしており、技術副責任者のエリック・ブランディンは、アロンソがすでにその開発に「いくつもの」貢献をしていると語っている。
スペイン出身ドライバーのアロンソが、チームオーナーの息子であるランス・ストロールと組んで、アストンマーティンをより高いレベルに引き上げることができるのか? それも2023年F1の注目ポイントのひとつであるのは確かだろう。