F1グランプリが開催されないドイツでは今年、F1が無料放送されないことになった。
『RTL』は2年前、有料放送局である『Sky(スカイ)』にその権利を奪われたが、Skyは昨シーズンまでRTLがグランプリを4回生中継する契約に合意していた。
Skyは、2023年もその契約を継続することに前向きだったと考えられている。
しかしRTLの広報担当者は『Bild(ビルト)』紙に、「われわれは2023年にF1の個別レースを放送しないことを決めた」と語った。
「我々はサッカーと、新たに獲得したNFLの無料放映権に集中している」
ドイツでF1レースが1度も無料放送されないのは、1991年以来初めてのことだ。
かつては今や伝説となったミハエル・シューマッハの活躍や複数のドイツ人ドライバーの存在もあり、ドイツはF1大国と言われていた。
こうした背景には、放映権料の高騰により有料化しないと収益が確保が難しくなっていることや、ドイツGP非開催やドイツ人ドライバーのミック・シューマッハがレギュラーシートを失ったことも影響していると思われる。
しかし、Skyは現在、他の放送局に対してRTLのようなサブライセンス契約を提案していると考えられており、ドイツのメディア関連企業『ProSiebenSat.1(プロジーベンザット1メディア)』が有力視されているようだ。