ホンダは12月12日(月)、「2023モータースポーツ活動計画発表」を東京・青山本社で行い、2023年も岩佐歩夢のサポートを続けることを発表した。
記者会見のスライドでは、岩佐のF2参戦は発表されたものの「チーム未定(TBA)」となっていたが、その後のビデオメッセージでは岩佐本人が「引き続きダムスから参戦し、シリーズチャンピオンを目指します」と力強く語った。同時にF2公式サイトでも岩佐の契約が正式に発表された。
■岩佐、1年目はランキング5位
岩佐は、F2初参戦となった2022年シーズンで、2勝、表彰台4回、ポールポジション2回を獲得し、チャンピオンシップ・ランキング5位で終えている。最終戦のフィーチャーレースでも優勝しており、タイトル争いに向けてさらに勢いをつけたいところだろう。タイトルを獲得して、角田裕毅(アルファタウリ)に続きF1昇格を目指したい。
また、岩佐のチームメートには、F3でランキング6位だったフェラーリ・ジュニア所属のアーサー・ルクレール(22歳)の昇格が決まっている。兄は今季F1ランキング2位になったシャルル・ルクレール(フェラーリ)だ。