2022年F1最終戦となる第22戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)の初日を終え、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が次のように振り返った。
●【2022F1第22戦アブダビGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
■記録は伸びるか?
ハミルトンは2007年のデビュー以来、15年連続優勝記録と15年連続ポールポジション獲得記録を続けてきたが、今シーズンはまだ優勝もポールポジションもない。15年連続優勝記録はミハエル・シューマッハと並んでF1史上最多だ。
また、このアブダビGPはハミルトンにとってメルセデスでの200回目の週末になる。これは、単一コンストラクターでのF1史上最多出場ドライバー記録だ。
また、メルセデスは現在コンストラクターズ・ランキング3位につけているが、ランキング2位のフェラーリとは19ポイント差だ。前戦ブラジルGP同様にワンツーフィニッシュを達成し、逆転を狙いたい。
■比較的競争力がある
ルイス・ハミルトン(メルセデス)
FP1:1番手
FP2:4番手
「FP1は今日も良い感触で、来年に向けて前向きな見通しが立てられた。FP2ではセッションの間にいくつかのセットアップを変更した後、クルマのバランスが少し崩れてしまったので夜間にアップデートが必要だけど、それ以外は比較的競争力がある」
「明日の予選のタイヤマネジメントは難しい。FP1ではゆっくり走ってタイヤを使えるようにできたけど、FP2ではタイヤを正しいウィンドウに入れるのに時間がかかったから、ちょっとサイコロを振るようなものだね」
「今週末は自分たちのレースペースで競争できることを望んでいるけど、他のチームと比較して自分たちがどのような状況にあるのかをもっと理解する必要がある」
「一晩中ハードワークして上位争いに加わっていきたい。この1年間、ファクトリーやサーキットで献身的に働いてくれたすべての人に感謝しているよ」。