NEXT...F1開催スケジュール

FIAがまたもやレースディレクターを更迭・・・ハミルトン「F1は混乱している」今でも激怒のメルセデスF1代表はハーバードで恨み節

2022年10月22日(土)22:59 pm

F1がまた一人、レースディレクターを更迭した。

2021年チャンピオンシップの最終戦アブダビで大きな物議を醸した後、常勤レースディレクターだったオーストリア人のマイケル・マシは職を失った。

■トト・ヴォルフ、ハーバードで恨み節

メルセデスのトト・ヴォルフ代表は今でも激怒している。

マシは、超激戦だった2021年、決定的な最後のセーフティカーをめぐる決定について聞かれると、「ヒューマンエラー、あるいは人間によるエラーだ」と答えた。

「それ(判断)は結果を変えた。ルイス(ハミルトン)は8回のチャンピオンになり、これまでで最高の存在にするはずだったんだ」とハーバード・ビジネス・スクールで語ったのだ。

■今年から2名体制にしたが撤回・・・

マシが失職したことで、FIA(国際自動車連盟)は2022年からエドゥアルド・フレイタスとニールス・ヴィティヒが交互にそのポストを務める新しいレースディレクター体制を思いついた。

しかし、鈴鹿ではコース上に回収車がいるなど、今シーズンはこれまで物議を醸す判断が続いていたが、FIAの新たな審査によりレースディレクターのフレイタス氏の除名処分は見送られた。

「オースティンで開催されるアメリカGPと、その後のメキシコ、ブラジル、アブダビでのレースから、ニールス・ヴィティヒがレースコントロールスタッフのサポートを受けながらレースディレクターの職に就く」と、FIAは認めた。つまり、レースディレクターは昨年までと同様1人制に戻ったのだ。

■ハミルトン「混乱している」

レッドブルの予算上限スキャンダルが騒がれている今、ハミルトンはオースティンで「ファンにとって混乱した時期だ」と語っている。

「つまり僕が言いたいのは、スポーツは間違いを犯すためにあるのではないと思う。でも、これからも何年もかけて、いろいろなものやハードルにぶつかっていくだろうね」。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック