ルイス・ハミルトン(メルセデス)がF1に対し、経営難に陥っている「Wシリーズ」を救済するよう呼びかけた。
2019年から24歳のジェイミー・チャドウィックが優勝している女性だけのWシリーズは、今週末のアメリカGPをサポートするはずだったが、財政的な理由から早々にシリーズを終了した。
■ハミルトン、FIAとF1が「100%」救済に乗り出すべき
これについて、7度のF1世界チャンピオンであるハミルトンは、FIAとF1が「100%」救済に乗り出すべきと考えている。
「彼らは行われてきた素晴らしい仕事を十分に拡大していない」と、彼はオースティンで語った。
「F1やリバティがこれほどうまくいっているのだから、彼らがその領域で手助けできることについては、決してやることが多いというものではないだろう」
■新しい女性シリーズを準備中か
しかし、F1はWシリーズの終焉に対して別のアプローチをとっているようだ。F1が独自の女性だけのシリーズを立ち上げるという報道が出てきたのだ。レースで使われるF3マシンは既存のF3チームとF2チームが運営し、ドライバーは20歳以下に限定されるようだ。
現在のWシリーズは、「W Series Limited」というイギリス拠点の法人がシリーズ運営していて、日本人として唯一参戦していたJuju(野田樹潤)は、同シリーズ初参戦だったが残念なかたちでシーズンを終えることとなっている。