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残るシートは2つ・・・ウィリアムズが2023年に求める理想のドライバーは?ミック・シューマッハには改善が必要と叔父ラルフ

2022年10月13日(木)23:44 pm

今シーズン限りでウィリアムズのシートを失うことが決定しているニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)は、F1日本GPで今シーズン初ポイントを獲得したのは遅すぎたと認めている。

●【2022年F1チャンピオンシップ・ランキング】ウィリアムズ、ハース、ラティフィ、シューマッハのランキングは?/F1第18戦日本GP終了後

現在、2023年シーズンに向けて空席があるのはウィリアムズとハースのみで、そのどちらにもミック・シューマッハ(ハース)が候補に挙がっていると言われている。

■ミックには改善が必要だと叔父ラルフ

ミックの叔父であるラルフ・シューマッハは、23歳の元F2王者が小さなアメリカのチームで活躍することを望んでいる。

「どちらにも未来があると信じているし、2年近く取り組んできたことを生かすべきだ」と『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』に語っている。

「来季の予算がどれくらいあるか、エンジンがどうなるかは不明だが、ハースは徐々に正しい方向に向かっているチームだと思う」

「しかし、(ミスが多い)ミック側に改善が必要なのは明らかだ」

■アルボンと同レベルのドライバーを求むウィリアムズ

ウィリアムズについては、グローブに本拠を置くチームのパフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンが、2023年に向けて「アレックス(アルボン)を後押ししてくれる」ドライバーと契約することが非常に重要だと語っている。

カナダ人のラティフィは、今シーズン後半の日本GPでようやく初ポイントを獲得した。

「終盤はフロントタイヤの消耗に悩まされたが、何とか持ちこたえて今季初ポイントを獲得できてとてもうれしい。チームにとっても嬉しいことだし、士気も上がったよ」

しかし、シーズンを通して見ると、アルボンとの戦いには苦戦を強いられている。

「もし自分の将来についてまだ決断されていなかったとしても、このようなレースをしても状況が大きく変わることはなかったと思う」と、ラティフィは混乱の鈴鹿を9位で終えた後に語っている。

ウィリアムズのロブソンはこう説明する。

「重要なのは年間を通した一貫性で、一度だけの良い結果ではない」

「アレックスと毎戦、一緒に戦えるような選手が必要なんだ。理想的なのは、マシンに同じような特性を求めている人物だ」

「僕らがやりたいのは、2台の競争力のあるマシンでQ2、Q3、さらにその先へとプッシュし合うことだ」

「しかし、我々は来年の憶測をあまり気にしない。確かに水面下では準備が進んでいるが、実際にはヨースト(・カピート、チーム代表)がそれに対応しているんだ」。

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