【動画・画像】「夢のような週末」ベッテル、最後尾から今季ベストリザルト！最後の鈴鹿を走り終えて「寂しい」鈴鹿のファンのみんな『ありがとう』
3年ぶりのF1日本GP決勝レースを終えて、F1ドライバーとして最後の鈴鹿サーキットを走ったセバスチャン・ベッテル（アストンマーティン）は「雨の中2時間待ちはつらかったと思うけどレースを見せられてよかった」とファンを思いやった。
●【2022F1第18戦日本GP】最終コーナーはアロンソと競り合い0.011秒差！決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
ベッテルの最後の鈴鹿サーキットは、土曜日の予選でQ3進出を果たし、9番グリッドを獲得。
決勝レースのスタートでは素晴らしかったが、マシンがふらついてうまく加速できず、第1コーナーでフェルナンド・アロンソ（アルピーヌ）と接触、スピンしてレースを終えるところだったが運良くコースに戻ることができた。
赤旗中断後の再スタート時には早めのピットストップを行い、フルウェットタイヤからインターミディエイトタイヤに履き替えたベッテルは最終ラップの最終シケインでアロンソと並走しながら0.011秒差の6位でフィニッシュ、2022年の自己最高位と並ぶ成績を収めた。
レース後、ベッテルは「一番のハチマキ」をつけながら語った。
■ベッテル「雨の中2時間待ちはつらかったと思う」
「もちろん、レースが半分しかできなかったのは残念だけど、少なくとも観客席のみんなはレースを見ることができた。再スタートはドライの状態で待っていたんだけれど、2時間も雨の中で座っているのはかなりつらかったと思う」
■スタート後のスピンは「よくわからない」
「スタートはとても良かったんだけど、第1コーナーで他のマシンと接触してしまったんだ。アクアプレーニングを起こしたのか、それとも僕がミスをしたのか、よくわからないけど、それまで獲得していたポジションをすべて失い、最後尾になってしまった」
「レースが再開されたとき、すぐにインターミディエイトに履き替えたのはいい判断だった。素晴らしいピットストップだったし、その後、クレイジーなようにプッシュして、ほとんどのドライバーをアンダーカット（パス）することができた」
■「夢のような週末だった。鈴鹿のファンのみんな『ありがとう』」
最後の鈴鹿サーキットは6位という結果だった。偉大な4冠のベッテルにしては控え目だが、今年のアストンマーティンの戦闘力から考えれば素晴らしい結果を残せた。
「夢のような週末だった。8ポイントを獲得できたことは大きな成果だ。ここで最後のレースを走ったというのは寂しいけど、最高の週末だった。素敵な鈴鹿のファンの皆さんには、『ありがとう』としか言いようがないよ」。
（日本のファンへの英語の原文コメント）It has been a dream weekend – for us to score eight points is a mega result. I feel sad to have driven my last race here, but it has been a wonderful weekend, and to all the fantastic Suzuka fans I can only say, ‘Thank you’.
■無線が途絶えてしまって混乱した
ベッテルは終盤にアロンソの猛追を受け、最後の数周がいかにトリッキーであったかを思い知らされることになったようだ。
「無線が途絶え、ピットボードには1周と表示され、少し後退したけど、フェルナンドはまだプッシュしていたから少し混乱してしまった。少し混乱していたからレースを続けて、なんとか6位をキープすることができたんだ」。
ベッテルが獲得したポイントによりアストンマーティンはコンストラクターズ選手権で6位争いに加わり、ランキング6位のアルファロメオにわずか7ポイント差まで迫った状態で、残りの4レースを迎えることになる。
■鈴鹿サーキットでベッテルを応援するファンたち
What makes the #JapaneseGP so special? This.#F1 pic.twitter.com/Vjccwu1xH7
— Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team (@AstonMartinF1) October 8, 2022
■3人のセブ
Seb³#F1 #JapaneseGP pic.twitter.com/RCDYcvcxyH
— Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team (@AstonMartinF1) October 7, 2022
■予選中、自然に出てきたという「アリガトウゴザイマス、スズカ」
「OKみんな、いいセッションだった。いや、本当に楽しかった。このトラックは他のどのトラックよりもはるかに素晴らしい。アリガトウゴザイマス、スズカ。ありがとう」
An emotional end to Seb’s final qualifying at Suzuka.
@F1 #F1 #JapaneseGP pic.twitter.com/bjbsPbwz0b
— Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team (@AstonMartinF1) October 8, 2022
■コスプレで選ばれ幸運にもパドックに招待されたファンたちはベッテルに会えて感涙
We asked, you delivered.
After seeing their incredible outfits in the grandstands, we invited some passionate fans into the #F1 paddock to show our appreciation for their support. Here's what happened.#F1 #JapaneseGP https://t.co/yC7QaMtFvg pic.twitter.com/uxXY6tlEGX
— Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team (@AstonMartinF1) October 9, 2022
■ファンからの熱いメッセージをマシンに乗せて走ったセバスチャン・ベッテル
One final time at Suzuka.#F1 #JapaneseGP #SV5 pic.twitter.com/VT01jybIgh
— Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team (@AstonMartinF1) October 9, 2022
■2時間の中断中に魔法を使うベッテル
Landing on your devices tomorrow.
Stay tuned for the first drop of @ConorMcDPhoto's #JapaneseGP camera roll. pic.twitter.com/35onWqCMpv
— Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team (@AstonMartinF1) October 10, 2022
■最終ラップの最終コーナー、ベッテルとアロンソの元王者対決は0.011秒差でベッテルの勝利
0.011s.
That’s all that separated Sebastian Vettel and @alo_oficial at the #JapaneseGP.
Two #F1 World Champions, giving it their all to the very end.
@F1 pic.twitter.com/bQLCI59l7a
— Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team (@AstonMartinF1) October 10, 2022
■さよならではなく、また会おう。アリガトウゴザイマス、スズカ
It's not goodbye, it's see you later.
Arigato gozaimasu, Suzuka.#F1 #JapaneseGP pic.twitter.com/ZYbFEjSE5Q
— Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team (@AstonMartinF1) October 9, 2022
