マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2年連続のドライバーズタイトルを獲得し、混乱、危険、怒りが鈴鹿の舞台を作り出した。
●【2022年F1チャンピオンシップ・ランキング】フェルスタッペン2連覇!F1第18戦日本GP終了後
2022年にはまだ4つのグランプリが残っているため、オランダ人ドライバーはチャンピオンシップを獲得するために必要なポイントに届かなかったと、F1界全体が考えていた。
■サーキットアナウンサーとジェンソン・バトンが言うまで気がつかなかった
「サーキットのアナウンサーがそう言ったのを聞いただけだよ」と、レッドブルのヘルムート・マルコ博士は笑った。
チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、「ジェンソン・バトンが言うまで気づかなかったよ。マックスが1ポイント差で逃したと思ったんだ」。
実際、関係者の間では、フェルスタッペンは当初、赤旗中断のあった日本GPのチェッカーフラッグでハーフポイントを獲得するにとどまるだろうとの見方で一致していた。
■フェルスタッペン「ルールは少なすぎても書きすぎてもダメ」
「フルポイントなのか、ハーフポイントなのか、まだわからなかった」とフェルスタッペン(25歳)は言う。
「しかし、その後、もちろん彼らはルールに目を通し、FIAが僕のところに来て、僕がワールドチャンピオンだと言ったんだ。その後、お祝いしたんだけど、みんなはまだダメだ、まだ1ポイント足りないって言っていたよ」
「ちょっと変な感じだったけど、正直なところ、かなり面白いと思っている。だって、結局のところ、最終的には結果は変わらないわけだからね」
2022年のレース運営全体が標準以下だと訴えるファンも少なくない。
フェルスタッペンは「もしルールを十分に書かないのはよくない。もしルールを書きすぎると、それもまたダメなんだ。中間点を見つけるのはいつも本当に難しいんだ」と言う。