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鈴鹿は大渋滞も「トラフィック・パラダイス」のおかげで笑顔に・・・3年ぶりのF1日本GP、88年ぶりの寒気と雨にも負けず金曜日3万8000人来場!

2022年10月08日(土)10:03 am

3年ぶりのF1日本GPが開幕した初日、三重県・鈴鹿サーキットは雨が降り、非常に寒い1日となった。

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■88年ぶりの寒気にも負けない!3年ぶりの鈴鹿に3万8000人

10月7日金曜日は日本列島に寒気が流れ込んだ影響で12月上旬並みの寒さとなり、10月上旬に最高気温が東京で13度台になったのは1934年以来88年ぶりという記録的な寒さだった。鈴鹿サーキットも1日を通して15度台で、寒さに強いF1関係者たちでも「寒い」と言うほどだった。

そんな寒さにも負けず、雨が降りしきる中を朝から待っていたファンの熱気に応えるべく、F1ドライバーたちも3年ぶりに鈴鹿サーキットを走り、ファンと一緒に鈴鹿を堪能した。

この日、鈴鹿サーキットは3万8000人が来場したと発表。鈴鹿サーキットによると、今年はコロナ対策ということで発売枚数を抑え、遊園地だけのチケットも販売していないといい、数字上は最盛期よりも少なめということだが、パドック側のF1関係者にもファンの熱気は十分伝わっていて、世界を転戦するF1関係者も笑顔で過ごしていた。

鈴鹿を初めてF1で走った角田裕毅(アルファタウリ)は「雨の中こんなにお客さんがいるとは思わなくてビックリしましたし、ありがたかったです」とファンに感謝を述べた。

■「トラフィック・パラダイス!」

また、もはや名物と言っても過言ではない交通渋滞も3年ぶりに帰ってきた。金曜日の通常の渋滞、通勤渋滞、それにF1が加わったことで鈴鹿サーキット周辺は、バスの運転手によると「18時台は大変だった。通常15分の距離が1時間以上かかった」ほどの大渋滞だった。初めての人は驚いたと思うがこれも含めてF1日本GPだ。

F1関係者たちが帰りの専用シャトルバスを待っていると予定時刻よりもすでに1時間遅れ。「正確に動くのが日本なのになんで遅れているんだ?」と雨と寒さでややイラ立ちながら険しい顔をしていたため、「サーキットの外はトラフィック・パラダイス(交通渋滞天国)だよ」と伝えると「あー、日本はトラフィック・パラダイスか!」と笑顔で納得。

角田裕毅(アルファタウリ)の名言(迷言)で世界的に有名なワードになった「トラフィック・パラダイス」は、世界の人を笑顔にする力があるようだ。

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