帰国後から仕事に追われていた角田裕毅(アルファタウリ)が6日木曜日、全チームの先陣を切ってメディア対応に臨んだ。
■まだ実感が沸かない
これまでは観客席で見ていたF1だが、今年は自分が「主役」となり、各所に大きなパネルが飾られている。
角田裕毅はそれを見て「カッコいいですよね。自分が主役だなんて」とはにかみながらも冷静に語った。
しかし、まだ観客がほとんど入っていないため「いつも通り」の準備をしていて、気持ちも高揚することなく「落ち着いている」というが、いつもと唯一違うのは「日本食を食べている」ことだと笑う。
鈴鹿サーキットはチケットが完売したと発表。満員の日本のファンの前で走る気持ちについては「まだ実感が沸かない」という。
今週末、観客で満員になったスタンドを見た時、そしてコースインした時、超高速のF1カーでラップタイムを刻んだ時、角田裕毅の気持ちにどんな変化があるのだろうか。