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アロンソ、アストンマーティンでのル・マン24時間挑戦を否定「F1のために全てを犠牲にする」

2022年09月08日(木)21:05 pm

2023年にはアストンマーティンに移籍するフェルナンド・アロンソ(現アルピーヌ)だが、アストンマーティンの一員としてル・マン24時間レースに出走するつもりはないようだ。

世界3大自動車レースと言われる、F1モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500を全て制覇することを目標として掲げていたアロンソだが、すでにモナコは2回、そしてル・マン24時間レースもトヨタチームの一員として2度勝っている。残すは、これまで3度挑戦して21位完走が最高記録となっているインディ500のみとなっている。

だが、来季のF1は年間24戦となり、より過密なスケジュールとなることから、そのF1活動とル・マンやインディ500への参戦を両立させることは現実的に不可能な状況のようだ。

■今後のル・マン24時間レース挑戦は「難しい」

母国スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』から、2023年にアストンマーティンのル・マン24時間プロジェクトに加わる計画はないのかと質問されると、41歳のアロンソは次のように答えた。

「難しいね」

「今はF1にすごく集中している。そしてアストンマーティンにもね。来年は24レースに加えて練習走行やスポンサーイベントがあるから、そのほかの生活はほとんどないよ。一つのことのために全てを犠牲にすることになる」

「F1にいる限り、ル・マンは不可能だし、将来、また挑戦するかどうかもわからない。これまでに挑戦した2回とも優勝しているし、もう一度挑戦してそれが途切れてしまうのも怖いしね」

■アストンマーティンではいい仕事ができるはず

そう語った2005年と2006年のF1チャンピオンは、今後の目標はアストンマーティンでF1での33勝目を達成することだとしている。

「僕たちにはいい仕事ができるという自信があるんだ」

「彼ら(アストンマーティン)には必要な資源、投資、人材全てが揃っている。彼らはレッドブルとメルセデスのナンバー1エンジニアとも契約しているよ」

「今年の彼らは出だしが悪かった。だけど、スタートが悪いと、すぐに状況を変えたいという活気も出てくるものなんだ」

そう語ったアロンソは、次のように付け加えた。

「状況を好転させるために頑張っていくよ」。

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