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ルイス・ハミルトンのF1カナダGP出場が確実に。「彼は大丈夫だ」と戦略責任者

2022年06月17日(金)1:33 am

先週末にバクー市街地サーキットで開催された今季のF1第8戦アゼルバイジャンGP決勝で背中を負傷したと伝えられているルイス・ハミルトン(メルセデス)だが、今週末にモントリオールで行われる第9戦カナダGP(19日決勝)には予定通り出場することになるようだ。

■アゼルバイジャンで背中の痛みを訴えていたハミルトン

アゼルバイジャンGP決勝を4位でフィニッシュした37歳のハミルトンだが、レース後にはすぐにマシンから降りることができないほどの痛みを背中に感じていたようだ。

今年のF1マシンは高速走行時に何度も大きく上下に振動する“ポーポイズ現象”に悩まされているが、今年のF1カレンダーの中でも最も長いストレートがあるバクー市街地コースでのレースではバウンシングとも呼ばれるマシンの上下振動が非常に強く、ハミルトンはレース中に無線を通じてずっと背中の痛みを訴えていた。

レース後にはメルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフが、カナダGPに向けてはリザーブドライバーをスタンバイさせるつもりだと語ったこともあり、ハミルトンがモントリオールでのレースを欠場する可能性もあると考えられていた。

だが、最近、ハミルトンは自身のインスタグラムを通じて、カナダGPも間違いなく出走すると主張していた。

■ハミルトンは大丈夫だとチーフストラテジスト

そして、このほどメルセデスのチーフストラテジスト(戦略責任者)を務めるジェームズ・ヴォウルスがカナダGPの舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットで次のように語り、ハミルトンの出走が確実であると示唆した。

「ルイスは今朝ここにいたし、私も彼と数時間一緒に過ごしたが、彼は大丈夫だよ」

「バクーではパッケージとドライバーにかなり無理をさせてしまい、彼らに大きな不快感を与えてしまった。再びそういうことをするわけにはいかないよ」

ミハエル・シューマッハと並ぶ通算7回のF1ドライバーズタイトル獲得記録を持つハミルトンだが、今季は現時点ではポイントリーダーのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とは88ポイント差のランキング6番手に位置しており、F1新記録となる通算8回目のタイトル獲得は非常に厳しい状況となっている。

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