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フェラーリF1のサインツ、不運重なる。直前にステアリング交換も不具合発生･･･挽回狙い失敗

F1オーストラリアGP決勝レースを9番グリッドからスタートしたカルロス・サインツ（フェラーリ）だったが、2周目に自らのミスでレースを終えてしまった。

●【2022F1第3戦オーストラリアGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

サインツはスタート数分前、スイッチ類の不具合によりステアリングホイールを交換した。ハードタイヤでスタートしたこともあり、集中力を欠き、スタートに失敗してしまう。13番手まで順位を下げたサインツは、ターン10でスピンしてグラベルにつかまりレースを終えてしまった。

■カルロス・サインツ（フェラーリ）
決勝レース：リタイア

「この週末は間違いなく、消化するのが難しいよ。昨日までのことがあったので、決勝を楽しみにしていたけど、スタート前から問題にぶつかってしまった」

「グリッドに向かう周回でステアリングのスイッチ類に問題が発生し、フォーメーションラップの1分前に交換を余儀なくされた。残念ながら、スタート時にアンチストールが作動してしまったんだ」

「挽回してオーバーテイクしようとしたけど、タイヤがまだ準備できていない時にプッシュしすぎたのが失敗だった」

「Q3まではうまくいっていたのに、それ以降はすべてがうまくいかなくなってしまった。これからじっくりと分析して、学んで、前に進みたい」

「マシンのフィーリングは良かったので、チームとシャルル（ルクレール）におめでとうと言いたい。（次戦の）イモラではもっと強くなって戻ってくるよ」