ウィリアムズのニコラス・ラティフィも、2022年のF1マシンの視界は昨年のものより悪くなると認めた。
今週、マクラーレンのランド・ノリスが、これまでとは大きく異なる技術レギュレーションに沿って製造された2022年仕様F1マシンには視界の問題がありそうだと語ったことが報じられた。
これは、今季から18インチタイヤが装着されることに加え、フロントタイヤの上部にオーバーホイールウィングレットとも呼ばれるパーツが取り付けられることによるものだ。
ノリスは「それがモナコやシンガポールのようなサーキットでは問題になる可能性がある」と指摘している。
そして、イギリスのシルバーストン・サーキットで2022年型ウィリアムズF1マシンのシェイクダウン走行を行ったラティフィも、ノリス同様に2022年型マシンには視界の問題がありそうだと考えている。
「サーキットはウエットだったし、当然ながら無用のリスクを冒したくはなかったよ」
「だから、この初めての周回ではそれほど学べることはなかった」
「だけど、ここまでに(2022年型マシンを)ドライブする機会があったほかのドライバーたちと同じように、僕も大きくなったホイールの影響で視界が少し減ったことに気付くことができたよ」
「楽ではないけれど、それに慣れていかないとね。時間とともに、どこまでやれるかがわかると思うよ」
そう語ったカナダ出身のラティフィは次のように付け加えた。
「新たな空力特性によってハンドリングの感触も変わっているみたいだ。だけど、まだウエットサーキットで7周しただけだよ」