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ジョージ・ラッセル「メルセデス2022年型F1マシンにはまだ膨大な改良が必要」

2022年02月14日(月)18:01 pm

新たな技術レギュレーションが適用される今年のF1マシンだが、当初の予想では昨年に比べて1周あたり5~6秒ほどペースが落ちるだろうとも言われていた。

しかし、現在では実際にそこまで遅くなることはないと考えられている。噂では、レッドブルの2022年型マシン『RB18』はシミュレーターではすでに昨年のマシンよりも速くなっているとも言われている。

こうした中、今年フェラーリ移籍後2年目のシーズンを迎えるカルロス・サインツは、17日(木)に発表されることになる2022年型フェラーリF1マシン『F1-75』について次のように語っている。

「少なくとも、最初はこれまでのクルマより遅くなると思う」

「前世代のクルマは何年にもわたって開発されていたのに対し、新車はこれから最初のシーズンを迎えるということを忘れてはいけないよ」

「開発は急速に進むだろうし、ある時点で大きな前進が見られると思うよ。先代より40kg以上重いマシンが先代の性能に近づいたときには、興味深いものになるよ」

一方、シミュレーターで経験した2022年型フェラーリF1マシンのハンドリングはどうだったかと質問されたチームメートのシャルル・ルクレールは次のように答えている。

「ライバルたちに情報を提供することになるから、あまり多くを語ることはできないよ」

「でも、クルマが重くなったのは感じることができる。それがペースにも影響しているかもしれないね。去年のクルマよりも遅いよ」

また、今年から最強F1チームであるメルセデスでルイス・ハミルトンのチームメートを務めることになるジョージ・ラッセルは、2022年シーズンもメルセデスが最強でいられるかどうかはまだわからないと示唆するように次のように語っている。

「すべてをうまくまとめて、できるだけ運転しやすくするためには、まだ膨大な量の改良が必要だよ」

そのメルセデス2022年型F1マシン『W13』はフェラーリの1日後となる18日(金)に発表される予定だ。

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