マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の父親であり、自身も元F1ドライバーであるヨス・フェルスタッペンが、オースティンで行われた今季のF1第17戦アメリカGPで勝利し、現チャンピオンであるルイス・ハミルトン(メルセデス)との差を12ポイントに広げた息子を賞賛した。
●【F1第17戦アメリカGP】決勝レースのタイム、周回数、ピット回数
アメリカGPの舞台となったCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)において息子の勝利を見届けたヨス・フェルスタッペンは次のように語った。
「彼は非常に冷静を保つことができるし、どうすればタイヤを適正なウィンドウ(作動領域)に持っていけるかを知っているんだ」
「それがマックスの強みだよ。彼は単に周回を重ねているのではなく、もっと先のことを考えているんだ。彼はまさにトップクラスだよ」
しかし、現役時代にはベネトンやアロウズなどで活躍した49歳のヨスは、自分自身は息子がレースをしている間に冷静を保つことはできなかったと笑いながら次のように付け加えた。
「10回は逃げだそうとしていたと思うよ。すごく長い時間だった。だけど、ひとつ言えるとしたら、私は信じていたんだ。マックスをね」