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【メルセデスF1】近日中に2022年のドライバーラインアップ発表か

2021年08月31日(火)17:53 pm

メルセデスが2022年のドライバーラインアップを正式発表する日が近づいてきているようだ。

メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフ(チームCEO)はF1ベルギーGPが開催されたスパ・フランコルシャンで2022年のドライバーラインアップはすでに決定していることを明らかにしていた。

そして、スパ・フランコルシャンに姿を見せていたメルセデスの親会社であるダイムラーのオラ・シャレニウス会長も「それは適切な時期に発表されることになる」と付け加えていた。

これまで様々な憶測が飛び交ってきてはいたものの、最終的にメルセデスは2022年には現F1チャンピオンであるルイス・ハミルトンのチームメートとして自分たちの契約下にあるジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)を昇格させることを決めたものと考えられている。

元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、雨に見舞われたベルギーGPが終わったあとでテレビ局『Sky Deutschland(スカイ・ドイチュランド)』に次のように語っていた。

「今、ラッセルをメルセデスに連れてこないとしたら、それは完全に不始末だよ」

「それは、単にチームのためだけでなく、将来のためにも間違いだ」

「ルイス・ハミルトンは年齢的にもう長くはレースを続けられないだろう。だから、トト・ヴォルフには将来のことを考える責任がある。そして、その決断はすでになされていると思う」

そして、最新の情報によれば、メルセデスは近日中にバルテリ・ボッタスが今シーズンいっぱいでチームを離脱することを発表し、それを受けてアルファロメオが31歳のボッタスと2022年の契約を結んだことを発表するというシナリオが準備されているという。

その後、今季の第14戦イタリアGP(9月12日決勝)が開催されるモンツァで、ラッセルが2022年にハミルトンの新しいチームメートとなることが正式発表され、同時に41歳のキミ・ライコネン(アルファロメオ)が引退を表明することになると考えられているようだ。

噂の渦中にあるボッタスだが、最近SNSに自宅のあるモナコの港をバックに撮影された「新車」の画像を投稿している。それはメルセデスF1マシンを思わせるようなカラーリングが施されたメルセデス製スポーツカーであり、これは2017年から5年間にわたってハミルトンのチームメートを務めてきたボッタスへの感謝の印としてメルセデスからプレゼントされたものではないかと推測されている。

いずれにせよ、もう間もなくメルセデスの2022年のドライバー体制が明らかになることは間違いなさそうだ。

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