NEXT...F1開催スケジュール

メルセデスが来季ラッセルを起用する「明確なサイン」を示したとラルフ・シューマッハ

2021年08月10日(火)18:41 pm

かつてウィリアムズやトヨタで活躍した元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、メルセデスが2022年にバルテリ・ボッタスに替えてジョージ・ラッセル(現ウィリアムズ)を起用するのは確実だと考えている。

ここまでの報道によれば、メルセデスF1チームの代表を務めるトト・ヴォルフは、2022年に現F1チャンピオンであるルイス・ハミルトンのチームメートを務めるドライバーに関しては現在検討中であり、夏休み後に発表することになるだろうと示唆している。

噂では、メルセデスは自分たちの契約下にある23歳のラッセルを引き上げる可能性が高いと言われているが、ハミルトンがボッタス続投を希望していることもあり、どちらに転ぶかはまだ分からないというのが本当のところかもしれない。

だが、こうした中、1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブが最近、ヴォルフは技術提携契約を結んでいるアストンマーティンのオーナーであるローレンス・ストロールと親密な関係にあることから、その息子であるランス・ストロールをハミルトンのチームメートにするというプランも検討しているのではないかという新説を唱えている。

ビルヌーブは、その場合にはボッタスがランス・ストロールと入れ替わりにアストンマーティンに移ることになるだろうとしているが、もしそうなった場合にはラッセルにはウィリアムズ残留という選択肢しか残されないことになる。

だが、7度F1王者となったミハエル・シューマッハを兄に持つラルフ・シューマッハはビルヌーブの予想に関して母国ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に次のように語った。

「ストロールとヴォルフが親しい友人であるのは本当だ」

「だが、彼らがそこまでやるだろうか? 私はストロールがメルセデスに対して影響力を持っているとは思わないよ。私はあそこに行くのはラッセルだと思っている」

ラルフ・シューマッハはボッタスに関しても次のように続けている。

「トトは彼をほかのチームに移籍させようとするだろう」

「まずはアルファロメオとウィリアムズだろうが、もちろん、アストンマーティンとのつながりもある」

そう語ったラルフ・シューマッハだが、メルセデスが先週ハンガロリンクで行われたピレリの18インチタイヤテストにラッセルを起用したのは2022年にラッセルを起用するための布石に違いないと次のように付け加えている。

「それは偶然ではないよ。私から見れば、それは明確なサインだった」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック