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マグヌッセンが今週末にマクラーレンからインディカー参戦決定

2021年06月17日(木)19:18 pm

昨年までハースに所属していたケビン・マグヌッセンが今週末に急遽インディカーでデビューを飾ることになった。

F1を離れたマグヌッセンは、今年はアメリカに渡り、チップ・ガナッシ・レーシングのドライバーとしてIMSA(国際モータースポーツ協会)が統括するシリーズに参戦している。

アメリカに渡ることを決めた当時、28歳のマグヌッセンは次のように語っていた。

「僕の父やアメリカで20年もレースをしてきたし、彼と一緒に多くのレースに行ったよ」

「これから未来がどう開けるかなんて誰にも分からないよ」

そのマグヌッセンが今週末にロードアメリカで行われるインディカーの今季第9戦にマクラーレンのチームから参戦することになったのは、デトロイトで行われた今季のインディカー第7戦で同チームから出走していたフェリクス・ローゼンクヴィストがクラッシュしてけがを負ってしまったためだ。

恐らく、マグヌッセンがローゼンクヴィストの代役を務めるのは今週末の1レースだけになると考えられている。

第8戦に続き第9戦も出走見送りとなったスウェーデン出身ドライバーであるローゼンクヴィストは次のように語った。

「ロードアメリカを欠場するのは本当に残念だよ。だけど、また100パーセントに戻すことに集中しないとね」

「その一方で、ケビン・マグヌッセンがインディカーに挑戦するのを見られるのはうれしいよ」

マグヌッセンは、「これまで一度も運転したことがないインディカーですぐにレースをするのは大きな挑戦だよ」と語り、次のように付け加えた。

「だけど、僕はこのチャンスが来たときにノーとは言えなかったよ」

2014年にマクラーレンでF1デビューを飾ったデンマーク出身ドライバーのマグヌッセンだが、インディカーでのデビューも奇しくもマクラーレンからということになる。

昨年までハースでチームメートだったロマン・グロージャンも今季はインディカーで戦っており、ひさびさに2人が同じサーキットでマシンを駆ることになるわけだが、これまで一度もインディカーでテスト走行すら行ったことがないマグヌッセンがどういう走りを見せるのかに注目が集まるのは間違いないだろう。

一方、こちらは予想されていたことではあるが、アルピーヌがエステバン・オコンとの契約を延長したことが16日(水)に明らかとなった。一時はピエール・ガスリー(アルファタウリ)との入れ替えの噂もあったフランス人ドライバーのオコンだが、2022年から2024年までの3年間はアルピーヌで走ることが確定したことになる。

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