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アルファロメオのジョビナッツィ「フェラーリで走る夢はあきらめない」

2021年01月21日(木)11:33 am

アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が、フェラーリがセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)の後任として昨年までマクラーレンに所属していたカルロス・サインツを選んだというニュースを聞いた時にはいい気分はしなかったと認めた。

フェラーリの若手ドライバー育成プログラム“アカデミー”の出身者であり現在もフェラーリの契約下にあるジョビナッツィは2019年にフェラーリがエンジンを供給するアルファロメオのフルタイムシートを獲得。2020年もキミ・ライコネンのチームメートとしてアルファロメオで2年目のF1シーズンを過ごした。

今年もアルファロメオで3年目のF1フルシーズンを迎えることになる27歳のジョビナッツィは母国イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』に次のように語った。

「もちろん、フェラーリの判断をいい気持ちで受け止めることはできなかったよ。それは間違いないね」

「僕は今でもフェラーリに所属しているし、僕にもスクーデリア(フェラーリ)でレースができるチャンスがあるんじゃないかと考えていたんだ。僕にとってはまだその時ではなかったということかもしれないね」

だが、ジョビナッツィはまだ将来フェラーリで走るチャンスが自分にも残されているはずだと次のように付け加えている。

「サインツを選んだからといって僕が将来そのシートを得るチャンスがないということにはならないよ。フェラーリのシートはこれからもずっと僕の夢なんだ」

ジョビナッツィはさらに、トップF1チームで走るという夢の実現に時間がかかっているからといって落胆などはしていないと次のように続けた。

「僕はこれまでのキャリアにおいて何かが与えられたことなど一度もなかった。僕はシートを得るためにずっと懸命に戦ってきたんだ」

「今は、僕はアルファロメオに集中している。できる限りチームが前進できるよう手助けしたいと思っているし、そのためにも表彰台に上りたいと思っている。そうするためには自分自身を改善し続ける必要があるし、チャンスを生かさなくてはならないんだ」

そう語ったジョビナッツィは次のように締めくくった。

「2021年にそれがうまくいくかどうか様子を見よう」

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