2021年に3年ぶりにF1に戻ってくるフェルナンド・アロンソだが、まずは表彰台に上ることを来季の目標に掲げているようだ。
来年からはアルピーヌと呼ばれることになる古巣ルノーで戦うことになる39歳のアロンソは母国スペインの『Cadena SER(カデナSER)』に次のように語った。
「新しいクルマを見たくてたまらないよ」
「アルピーヌのマシンはすごくきれいなものになるだろう。僕の父は若いときにブルーのアルピーヌを持っていたよ」
アロンソはさらに、ダニエル・リカルドとエステバン・オコンのコンビで戦った2020年のルノーは予想以上のパフォーマンスを発揮することができていたと次のように続けた。
「結果は僕が予想していたよりもよかったよ」
「僕は契約を結ぶ前からこのチームを信じていたし、それはまだシーズンがスタートする前のことだった。だけど、結果はかなりいいものだった」
「上昇基調にあるし、それはチームの士気にとってもいいことだし、この勢いを来年、そしてレギュレーションが変わる2022年につなげていくことができるよ」
一方、2021年の目標について質問されたアロンソは次のように答えている。
「順位あるいは結果に関する目標は何もないよ。だけど、表彰台に上ることができたらいいだろうね。彼ら(リカルドとオコン)は今年それを達成したしね」
「今年はこれまでの年よりもさらに多くの選択肢があったように見える。だけど、今年の表彰台は純粋なパフォーマンスの結果ではなく、メルセデスの自滅によるものだということも分かっている」
「だけど、2021年は準備のための年になるかもしれないけれど、2022年には再び勝利するという夢を抱くことができるだろう」