F1第3戦ハンガリーGPが2020年7月18日(土)の予選は、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)にとって難しいものになった。
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ピエール・ガスリーがQ3に進んだ一方で、クビアトはQ1ノックアウトの17位に沈み、両者の結果は対照的なものとなった。
ガスリーはPUトラブルによりフリー走行1回目を走れず、3回のフリー走行でたったの27周しか走っていないものの、クビアトはチームメイトのガスリーに昨年のアメリカGPから6回連続で予選で負けてしまったことになる。
F1.comのインタビューに対して、クビアトは問題の根本的な原因は、アルファタウリ・ホンダの今季型AT01車を「お気に入り」にできていないことだと説明している。
「これまでのところタフな週末だよ。難しいセッションだったし、自信に欠けるものだった」
「車のセットアップについては、通常はすぐに車を気に入るかそうでないかだけど、僕と僕のエンジニアクルーは、自分に合った車を作る方法を理解するためにやらなければならないことがたくさんあったんだ。一度理解すれば、はるかに良くなるはずだよ」
「今の僕と車の関係は、さまざまな“言語”で話している(手探り)状態だから、改善するためにさまざまなセットアップ方法を探すのが普通なんだ」
クビアトは、ケビン・マグヌッセン(ハース)よりも0.052秒遅れの17番手という結果だった。
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