F1第3戦ハンガリーGPが2020年7月18日(土)の予選は、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)にとって素晴らしい結果になったものの、心配が残る結果となった。
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ダニール・クビアトがQ1ノックアウトで17位に沈んだものの、ピエール・ガスリーがQ3に進み10番手と、両者の結果は対照的なものとなった。これでガスリーはクビアトに対して予選で6連勝だ。
そんなガスリーだが、金曜日のFP1からエンジンの問題を抱えており、Q3に進出したにもかかわらず、走行せずに10番手で終えなければならなかった。
ホンダのパワーユニット(PU)の不具合により、Q3を走行できなかったガスリーは、Q3中にメディアとのインタビューに対応していた。
「本当に嬉しいよ。特にFP1で走れなかったし、今朝(FP3)の数周を除いてドライでドライブできなかったからね。車の調子が良く、かなりハードにプッシュしていた。僕はすべてをマネージしてQ3に入れたんだ」
「走れなかったFP1で問題が発生した後は、本当に特別な週末になった。簡単ではないことはわかっていたけど、今日の午後は車の調子が良く、ペースも速く、Q3で10番手に入れたんだ。だけど、Q2の初めにエンジンの問題が発生したため、Q2の最後の走行を中止せざるを得なくなった。だから今、(Q3を)ドライブしていないことはすごく残念だよ」
ガスリーは開幕戦で7位フィニッシュを果たし、チャンピオンシップランキング9位につけている。
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