F1アメリカGP開催に危機･･･従業員の半分を一時解雇 他のF1開催候補地は6サーキット
F1アメリカGPを主催するCOTA（サーキット・オブ・ジ・アメリカズ）のボビー・エプスティン会長は、もともと10月にテキサス州オースティンで開催予定だった同レースが中止になりそうだと述べた。
●【予選結果】F1第2戦シュタイアーマルクGPのQ1-Q2-Q3タイム結果
新型コロナウイルスの影響により大幅に変更された2020年F1グランプリのカレンダー。先日、ロシアとムジェロの2戦が追加され、今のところ10戦が予定される。これにホッケンハイム、イモラ、ポルティマオ（ポルトガル）、ハノイ（ベトナム）、バーレーン、アブダビが追加される模様だ。
その反面、パンデミックが流行中の南北アメリカ大陸に位置するアメリカGP、ブラジルGP、メキシコGPは、開催が見通せない。
そんな中COTAは今週、2020年2輪モトGPの大会は中止するとツイート、その後、これを削除。
サーキットの地元紙『オースティン・アメリカン・ステイツマン（Austin American Statesman）』にエプスティン代表は、次のように話す。「一応ブラジルとメキシコGPはスケジュールに載っているがF1アメリカGPは、彼らと似た状況にある」
「その2戦が決まれば北米での1戦は可能性が増すとは言え、彼らと同様に（アメリカGPは）風前の灯火だ」
他のサーキット関係者いわく、COTAは従業員の半分を一時解雇。それに、彼らが掛けているイベント保険だとパンデミックによるレース中止は補償の対象外だという。
サーキットの経済的な状況について広報のひとりは、2020年は「完全な赤字」だと語った。
●【スターティング・グリッド】2ドライバーが降格でホンダ勢はグリッド繰り上がり F1第2戦シュタイアーマルクGP
●【タイムスケジュール】F1第2戦シュタイアーマルクGP開催日程
