アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールが、現役最年長F1ドライバーであるキミ・ライコネンは“チームの成長”にも貢献してくれていると語った。
2018年までフェラーリに所属していたライコネンは、2019年にアルファロメオと2年契約を締結。今年がその2年目のシーズンとなっている。
今年の10月には41歳となるライコネンに関して質問されたバスールは母国フランスの『Canal Plus(カナル・プリュ)』に次のように答えた。
「キミは金を必要としていないし、金のためにレースをしているわけじゃないんだ」
「彼はただ楽しみたいと思っており、まだいいパフォーマンスを発揮できるということを示してみせたいんだ」
「同時に、彼はもうレースで勝つのは難しいことも分かっている。しかし、彼がチームを進化させようと喜んで取り組んでいるのも確かだよ。そして、それは私がマネージャーとして探していたものなんだ」
「私はチームを育てることに加わってくれる者がいてくれればと思っていたんだ」
そう語ったバスールは次のように付け加えた」
「彼はレースと、高レベルのチームの両方で素晴らしい経験をしてきた。彼は何人かの大物ドライバーとも戦ってきた。私にとって、それは大きなプラスなんだ」