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アロンソ「今のF1は魅力的な選択肢ではない」

2019年07月20日(土)11:36 am

フェルナンド・アロンソが、F1復帰は今の自分にとって魅力的な選択肢ではないと語った。

2018年限りでF1活動にピリオドを打ったアロンソだが、3度目のF1タイトルを狙えるクルマに乗れるのであれば2020年に復帰する可能性もあると示唆していた。

■F1には自分が求める挑戦がない

だが、アロンソはこのほど母国スペインの『EFE通信』に対し、現時点では自分がF1復帰できるような条件は整っていないと示唆している。

「近年、僕に個人的レベルでオファーされるものはあまり魅力的じゃないんだ」

「F1は僕にとって格別なものだったけれど、今日ではそこに僕が求める挑戦は見当たらないよ」

「僕はこれまでずっと、自分が満足できるということを基本に置いて、いつ、どこで、どういうレースをするのかを選択してきた」

「僕には自分がやっていることが分かっている。僕は誰かが電話をかけてくることを期待しながらドアをわざと開けておくことはしないよ。僕は自分が満足できるかどうかで判断をしているんだ」

「僕が何をするのかはすでに僕の頭の中にはあるし、それについてはそのうち話すつもりだよ」

■2020年のダカール挑戦は無謀

現時点では2020年に向けてどういう計画をしているのかは明らかにしなかったアロンソだが、最近うわさされている2020年のダカールラリー参戦に関してはその可能性を否定し、次のように語った。

「それ(ダカールラリー)は魅力的なレースだけど、僕の資質、あるいはドライビング方法からは対極的なものだ。僕は一度もオフロードレースを戦ったことがないのに、突然世界で最も過酷なレースに出るというのは無謀だよ」

もうひとつ可能性のある選択肢としてうわさされているのがアメリカのNASCARだ。WEC(世界耐久選手権)でアロンソと共に戦った経験を持つトヨタがアロンソを乗せることに興味を持っているようだとも言われている。

トヨタのモータースポーツの拠点であるTMG(TOYOTA Motorsport GmbH)の副社長兼チームディレクターであるロブ・ルーペンは、スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』からその可能性について質問されると次のように答えた。

「今年はないね。今後フェルナンドと一緒にやることはあるかって? さあ、どうだろうね」

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