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【WEC】トヨタ、山下健太がLMP2でル・マン参戦 中嶋一貴や小林可夢偉に続く若手を育成

2019年07月22日(月)12:00 pm

TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、山下健太がWEC(FIA世界耐久選手権)2019-2020シーズンにル・マン24時間レースを含む全戦に、High Class Racing(デンマーク)からLMP2クラスへ参戦すると発表した。車両はOreca 07で、エンジンはGibsonだ。

これは、中嶋一貴や小林可夢偉に続く若手ドライバーを育成するため、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(以下、TDP)に「TGR WEC チャレンジドライバー」を新たに設定したものだ。

TGRは、WECの2020-2021年シーズンから、市販に向けて開発中のGRスーパースポーツ(仮称)をベースとするハイブリッド・プロトタイプ車両での参戦を6月14日に発表している。

山下健太は千葉県出身の23歳。2013年FTRSスカラーシップを得てFCJ(フォーミュラチャレンジジャパン)に初参戦しチャンピオンを獲得。2014年全日本F3にステップアップし、2016年にはチャンピオンを獲得。2017年からスーパーフォーミュラにステップアップすると共に、2018年からSUPER GT GT500クラスにも参戦。2018年にスーパーフォーミュラでチームチャンピオン獲得に貢献すると共に、SUPER GTでは2019年6月の第4戦ブリーラムで初優勝を達成するなど、若手を代表するドライバーの一人に成長した。

山下は7月23日、24日にバルセロナで行われるプロローグテストからチームに合流する予定で、2019年のSUPER GT及びスーパーフォーミュラにも引き続き参戦する予定だ。

■山下健太

「WEC2019-2020シーズンのLMP2クラスに参戦することになり、本当にうれしく思っています。こんな貴重な機会を与えていただいたTOYOTA GAZOO RacingとHigh Class Racingの方々に感謝いたします。

WECは世界中のさまざまなサーキットで開催されますし、LMP2は非常に競争の激しいクラスでもありますので、挑戦のしがいがあります。私にとってはまだ多くのことを学ぶ必要がありますが、7月から始まるテストが待ちきれません。」

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