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【ホンダF1】2015年のF1復帰後初優勝/F1オーストリアGP決勝レースレポート

2019年07月01日(月)8:46 am

F1オーストリアGP決勝レース(レッドブルリンク)で13年ぶりの勝利を挙げたホンダF1が、次のように振り返った。

●【正式:決勝レース結果】F1オーストリアGPのタイム差、周回数、ピット回数

■ホンダF1「F1復帰後初優勝」:決勝レースレポート

F1第9戦オーストリアGPで、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが優勝を果たし、Hondaにとっては2006年以来、2015年のF1復帰後初優勝となりました。

2番グリッドからスタートしたフェルスタッペンでしたが、スタートでチームメートのピエール・ガスリーの前方となる7番手まで順位を落とします。そこから追い上げを見せ、ランド・ノリス(マクラーレン)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)を早々にオーバーテイク。5番手までポジションを戻しました。

ミディアムタイヤでスタートしたフェルスタッペンは、第1スティントを長く走る戦略を採り、31周目にピットインしてハードタイヤに交換。4番手となってコースへ復帰し、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の前方に出ました。ここから、前を行くセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)をとらえるべく、猛チャージをかけます。

フェルスタッペンは見事なバトルを見せ、前方の3台をコース上で次々とオーバーテイク。残り3周で首位に躍り出ると、チェッカーまでリードを保ち、HondaにとってはF1復帰後初、さらにレッドブルとの提携後の初優勝を果たしました。

ガスリーは、ソフトタイヤでのスタートとなり、レース前半の25周目にピットイン。この戦略では、なかなかポジションを上げられない状態が続きます。ライコネンの前には出られたものの、2台のマクラーレンに挟まれた状態でペースを上げられず、7位でフィニッシュ。6ポイントを獲得しました。

■トロロッソ・ホンダは苦戦

レースは出走した全20台が完走し、レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は中団の混戦の中で苦戦を強いられます。アレクサンダー・アルボンは、ミディアムタイヤでスタートし、35周目にタイヤ交換を行うと、その後はチェッカーまでランス・ストロール(レーシングポイント)の追い上げに費やし、15位となりました。

ダニール・クビアトは、ダウンフォースを増したマシンセットアップだったにもかかわらず、前日の予選でアタックを妨害されて後方からのスタートとなったことが影響し、苦しいレースとなりました。アルボンと似たような戦略で32周目にピットインしてハードタイヤに交換しましたが、17位でのフィニッシュとなりました。

トロロッソ勢は、前戦でクビアトが、今回アルボンがスペック3のPUを投入したことで、それぞれグリッドペナルティーを受けて厳しい戦いとなりました。2週間後のイギリスGPでは、ペナルティーなしでのレースになるため、中団での戦いで優位に立つべく準備を進めていきます。

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