レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、マックス・フェルスタッペンにはバイクのテスト走行を許すつもりはないと主張した。
最近、レッドブルのナンバー1ドライバーであるフェルスタッペンが世界最高峰二輪選手権であるMotoGPに興味を抱いていることを示唆するコメントを行った。
母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に「僕はMotoGPを見るのが好きなんだ。誰が勝つのか全く分からないからね」と語ったフェルスタッペンは次のように付け加えた。
「サテライトチームのライダーたちでさえ競争力があるんだ。僕たちにも彼らから学べることがあればいいだろうね」
F1ドライバーの中には二輪レースファンも多く、メルセデスのルイス・ハミルトンは2018年12月に実際にスーパーバイクでのテスト走行を行っている。伝えられるところによれば、ハミルトンは今年中にMotoGPのバイクでテストを行う計画もしているようだ。
マルコもF1ドライバーたちがMotoGPに惹かれる理由は分かると次のように語っている。
「F1ドライバーたちがMotoGPを見てワクワクし、ああいうマシンで走ってみたいと思うのは不思議なことではないよ」
だがマルコは、フェルスタッペンにはバイクのテストを行わせるつもりはないと次のように付け加えた。
「マックス・フェルスタッペンがそうすることは禁止したよ。彼がそんなことをするのは、まだとんでもないことだ」